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県内の知的障害者の権利を守り、その教育と福祉の向上を図ることを目的とします。
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千葉県
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広報誌【育成会だより】
まんま隊

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「東金事件」弁護団の報告会が開催されました。

「東金事件」これまでの経過報告

平成22年8月21日(土)「東金事件」弁護団報告集会より

1.支援者から報告(考える会会長:田上昌宏、事務局:渋沢茂)

弁護費用のカンパをお願いしたい。
当初、県育成会を中心に関ブロまで広げて当時の主任弁護士が主宰するセンターへのカンパをお願いし、138万円余りが集まった。弁護団が鑑定依頼をした費用、現地調査の費用、記録コピーの費用などがかかり、当初のカンパ金は使い果たしている状況。
今後の活動費用はほぼどこからも出てくる見込みがない。知的障害のある人が被疑者になっている事件で、なんとか応援していきたい。

2.弁護団からの報告
(弁護人:土屋孝伸、大石剛一郎、佐藤彰一、大塚功、関哉直人)

事件の発生は平成20年9月21日、彼が12月6日に逮捕され、12月19日に千葉地裁で勾留理由開示(被疑者の勾留理由を説明するという手続き)があった。この日のやり取りで被疑者本人が応答するのに困難な様子があったことは翌日、大きく報道された。その後、責任能力をみる鑑定留置の手続きがあり、平成21年4月17日に未成年者略取、殺人、死体遺棄で起訴された。


現在は公判前整理手続きの最中で、これまでに14回の手続きが行われた。これだけ時間がかかっているのは、被告人がうまく話せないことと、弁護側鑑定をやったこと(など)が理由だ。


今年の4月、前任の主任弁護士が辞任して弁護団は6人が5人になり、引き続き活動している。


事件の被害者の遺族、母親、祖父母が被害者参加の手続きを申し込み、弁護側からは彼には向かないと反論の意見書を出したが、夏に認められた。法廷で検察官の横に被害者参加が認められた方が並んで座り、被害者にも被害者の受託弁護士にも質問の権利が与えられる。


現時点で検察官が請求してきている有罪の証拠で主だったものは、亡くなった方の洋服が入っていたレジ袋についていた彼の指紋、それから二つ落ちていたもう一つのビニール袋に入っていた髪の毛が、被告人の母親のものと一致したということ。略取現場近くの店の防犯カメラに、検察官いわく、略取の場面が映っている。時刻は午前11時39分。


本人の供述調書は、検察官は有罪を示す証拠として判断している。内容を見ると、わりと乱暴なかたちで略取をし、殺人の場面では俊敏な感じ、その後いろいろなことをして遺棄をしている。取り調べを録画した2時間程度のDVD、これは自主的に話していることを見せるために出されている。出来上がった供述調書を読み聞かせしている場面で、そこからわかることは乏しい。


指紋について、弁護人側は一致していないという意見を出していて、このまま公判に持ち込まれれば、結果を大きく左右することになる。指紋以外のことでは、本人の特性について責任能力や運動能力の鑑定を5人に依頼し、鑑定書として出した。


本人の障害は軽度だが、相手が何を期待するのかを基準に会話をする特性がある。早い段階で、弁護人接見も行くが、本人と信頼関係のある人や専門性のある人が事実を聞くという作業をしないと、保全ができない。その点で、この事件は典型的に難しい事例かもしれない。


弁護の鑑定が認められたことは評価されるが、立会人がいたり時間の制限が設けられている点は、制度上問題にすべき。また、早期から弁護人が動いたが、警察官、検察官との接点のほうがはるかに多く、また接見制限も受けて、応答能力にハンディを抱えていることを考えると大きな不利益だった。また、可視化が重要だが、それには表情も含めたすべてを記録したものが必要。制度的にあまりにも不十分なのが現状。


知的障害のある被疑者が適切な裁判を受けることができるよう

東金事件弁護団への
カンパをお願いします

平成20年9月に千葉県東金市で起きた、幼児が遺体で発見されるという痛ましい事件は、知的障害のある青年が逮捕されるという衝撃的な経過をたどりました。いま、被疑者の青年は殺害と死体遺棄の容疑で裁判を受けています。

千葉と東京の弁護士5名から成る弁護団は、被疑者青年の自白をもとにした検察調書に疑問を抱いています。取り調べの過程で誘導的なことがあったのではないか、青年は検察官の質問の意味をどれだけ理解することができていたのか、青年は事件に関連して何を為し、何を語ったのか…。

このような事件を二度と起こさないためには、何よりも真実を明らかにすることが必要です。しかし被疑者青年に知的障害があることが、真実を見えにくくしている一つの要因になっていることも事実で、今後の裁判では医師などの専門家の協力を求めていくことが必要不可欠になっています。

弁護団の活動が始まった当初の平成21年初めに、当時の主任弁護士が主宰する「知的発達障害者刑事弁護センター」へ寄せられたカンパ資金はこれまでの弁護活動の中で既に赤字が出ている状況です。容疑者やご家族の経済状況から必要経費すら捻出することが難しい状況にあり、弁護団の活動は現在、ほとんどボランティアで行なっています。今後に必要な活動を行うために100万円ほどの費用が必要ですが収入の見込みがありません。

この苦境をみなさんにご理解いただき、東金事件弁護団へのカンパにご協力ください。

⇒ご協力いただける方は下記にお振込みいただくか、末尾の問い合わせ先にご連絡下さい

カンパ振込み口座

ゆうちょ銀行
なまえ:東金事件を考える会
預金種目:普通預金  店名:058(読み ゼロゴハチ)
口座番号:7967490

【呼びかけ人】東金事件を考える会

  • いただいたカンパ金については、東金事件弁護団(土屋孝伸・大石剛一郎・佐藤彰一・大塚功・関哉直人)の活動及びそれにそれを支援する活動に供させていただきます。

  • 使途について、連絡先をご記入いただいた方については適宜報告をさせていただきます。

  • その他、ご不明な点など下記にお問い合わせ下さい。

【問い合わせ】

〒297-0073 茂原市長尾2694 中核地域生活支援センター長生ひなた 担当:渋沢茂

TEL:090-2479-2046 / メール: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい / FAX:0475(22)7844